名古屋市熱田区、マンション高層階の廊下の無垢フローリングの事例です。20㎡以下の廊下を、1日で研磨して Bona メガEVO(水性ウレタン)で仕上げました。
この床は、無垢材の上にワックスが塗ってあったパターンです。ワックスが黒ずんで、廊下全体がまだらになっていました。
施工概要
| 施工場所 | 愛知県名古屋市熱田区(マンション高層階・廊下) |
|---|---|
| 施工時期 | 2026年1月31日 |
| 施工面積 | 20㎡以下 |
| 工期 | 1日 |
| 樹種 | 不明(つなぎ目を境に別の無垢材) |
| 仕上げ | Bona メガEVO(水性ウレタン) |
| 主な症状 | ワックスの黒ずみ・まだら |
| 施工内容 | ワックスごと研磨+水性ウレタン塗装 |
施工前|ワックスが黒ずんで、まだらに

板張りの壁に囲まれた、細長い廊下です。床にはワックスが塗り重ねられていて、よく歩く所ほど黒ずみ、板ごとに色がまだらになっていました。
ワックスは、塗った直後はきれいでも、時間がたつと汚れを抱き込んで黒ずんでいきます。上から塗り重ねても、下の汚れは消えません。
剥離ではなく、研磨でワックスを落とした理由
古いワックスを落とす方法には、剥離剤で溶かして落とす方法と、研磨で削り落とす方法があります。
剥離剤は薬品です。無垢材に使うと、木そのものが変色してしまうことがあります。せっかくワックスを落としても、木の色が変わってしまっては意味がありません。
そこで今回は、ワックスの層ごと研磨で削り落とすことにしました。研磨なら薬品を使わないので、木が変色する心配がありません。黒ずみも一緒に削り取れます。


研磨の途中の写真です。削った所だけ明るい木の色に戻り、残りはまだワックスで黒ずんでいます。ワックスの下には、これだけきれいな木が残っていました。
つなぎ目で、木が変わっていた

研磨してみて分かったのが、つなぎ目を境に、別の無垢材が使われているらしいことです。板の向きも色味も、廊下と入口で違います。樹種は特定できませんでしたが、どちらもワックスを落としたことで、それぞれの木の色がはっきり出ました。
マンション高層階、電源は発電機で
研磨機は200Vの電源で動きます。この現場は室内から200Vを取ることもできました。
ただ、お客様がご在宅のままの作業で、室内には万一停電すると困る物がありました。研磨機は大きな電気を使うので、室内の電源を使うとブレーカーが落ちるリスクがゼロではありません。
そこで、発電機をバルコニーに下ろして、そこから電気を取りました。お住まいの電気には一切負担をかけずに作業できます。
マンションの高層階でしたが、搬入も作業も特に問題なく進みました。
研磨に使っているのは Bona(ボナ)の研磨機です。機械と3段階研磨の中身はBonaの床研磨とは|フレキシサンド・メガEVOの実際で公開しています。
施工後|狭い廊下なので1日で


黒ずみもまだらも消えて、しっかりきれいになりました。狭い廊下なので、朝から研磨して、夕方には塗装まで終えています。
仕上げのBona メガEVO(水性ウレタン)は、ワックスと違って塗り重ねる必要がありません。汚れを抱き込んで黒ずむこともなく、普段は乾拭きや水拭きでお手入れできます。
ワックスの黒ずみでお困りの方へ
- 無垢の床にワックスを塗っていて、黒ずんできた
- ワックスを塗り重ねても、まだらが消えない
- 剥離剤を使うと木が変色しないか心配
ワックスごと研磨で削り落とせば、薬品を使わずに木本来の色に戻せます。床の写真を1枚お送りいただければ、研磨で再生できるか判断してお答えします。
費用の目安
今回は20㎡以下なので、一律228,800円(税込)です。廊下だけのような小さな面積でも、研磨機・集塵設備の搬入から仕上げまでの工程は変わらないため、最小施工料金を設けています。
| 20㎡以下 | 一律228,800円(税込・最小施工料金) |
|---|---|
| 20㎡を超える場合 | 228,800円 +(施工面積 − 20㎡)× 9,900円/㎡(税込) |
※仕上げは Bona メガEVO(水性ウレタン)/Rubio Monocoat(ルビオモノコート・オイル)から選択でき、料金は同額です。上記は目安であり、床の状態・施工条件により変動します。詳しくは料金案内をご覧ください。
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この記事は、実際に施工を担当した MUKURICH(名古屋美工株式会社/愛知県東海市・創業18年)の職人が、現場の記録をもとに執筆しています。
