京都市西京区|挽き板の無垢床を研磨、窓際とキッチンのシミを5人で1日仕上げ【50㎡・1日】

京都市西京区 LDKの挽き板フローリング 研磨とBona エクストラマット仕上げの後

京都府京都市西京区、挽き板フローリングの研磨再生の事例です。キッチンとLDKで約50㎡、工期は1日。仕上げは Bona メガEVO のエクストラマットです。

ご相談はこうでした。「シミが気になる。挽き板なんですけど、研磨できますか?」

答えは「できます」。ただし挽き板は、削れる厚みに限りがあります。今回は削る前に床の断面を確かめて、残りの厚みを数字で確認してから研磨しました。

目次

施工概要

施工場所京都府京都市西京区
施工時期2026年8月1日
施工面積約50㎡(キッチン・LDK)
工期1日(職人5人・8時〜18時)
床材挽き板フローリング(表面の無垢層 3mm)
仕上げBona メガEVO(水性ウレタン)エクストラマット
主な症状窓際とキッチンまわりのシミ/くすみ
施工内容断面確認 → 研磨 → 水性ウレタン塗装

挽き板は、削る前に「断面」を見る

挽き板フローリングは、合板の上に厚みのある天然木を貼った床です。見た目も手ざわりも無垢材とほとんど変わりませんが、削れるのは表面の天然木の部分だけです。

なので、研磨できるかどうかは表面の木が何mm残っているかで決まります。見た目では分からないので、実物の断面を見て確かめます。

  • 目立たない場所にカッターを入れて、表面の層の厚みを見る
  • 床の端や、断面が見える場所を探して確認する
  • 点検口の取っ手を外して、切り口から断面を見る(今回の方法)

今回は床下点検口の取っ手を外して、切り口を確認しました。表面の無垢層は3mm。研磨で削るのは0.5〜1mm程度なので、十分に余裕があります。

挽き板が研磨できる条件や、突板との見分け方は挽き板フローリングは研磨できる?2mm以上なら可能で詳しく解説しています。

施工前|窓際とキッチンにシミ

窓際の挽き板フローリングに出た白いシミ。横に研磨機を置いたところ(研磨前)
施工前|窓際。白っぽいシミが点々と出ている
京都市西京区 LDKの挽き板フローリング 研磨前
施工前|LDK。全体にくすみ、窓際ほどシミが目立つ
キッチン前の挽き板フローリング 研磨前。シミとくすみが出ている
施工前|キッチン前の通路

シミが出ていたのは窓際とキッチンまわりです。どちらも、水気や油が床に落ちやすい場所です。

もとはオイル仕上げの床でした。オイル仕上げは木の手ざわりが残る反面、表面に膜をつくらないので、水や油が木に染み込みやすく、シミが残りやすい仕上げです。濡れやすい場所から先に傷んでいくのはそのためです。

工期は1日。5人で朝8時から夜6時まで

タイムラプス|職人5人で、LDK全体を1日で研磨していく(31秒)

今回は工期が1日という条件でした。約50㎡を1日で研磨から塗装まで終わらせるため、職人5人で入り、朝8時から夜6時までかけて仕上げています。

タイムラプスでは、研磨機と集塵機を何台も並べて、それぞれが別の場所を同時に進めているのが分かります。壁際や角は手持ちの機械、広い面は大型の研磨機。役割を分けて、同じ日のうちに塗装まで入れる段取りです。

研磨に使っているのは Bona(ボナ)の研磨機です。機械と3段階研磨の中身はBonaの床研磨とは|フレキシサンド・メガEVOの実際で公開しています。

仕上げはBonaのエクストラマット|ツヤを出さずにシミに強く

仕上げは Bona メガEVO(水性ウレタン)のエクストラマット——いちばんツヤを抑えたタイプを選びました。

水性ウレタンは表面に薄い膜をつくるので、オイル仕上げより水や油が染み込みにくくなります。シミで困っていたキッチンや窓際には向いている仕上げです。

一方で、ウレタンはツヤが出ると「塗った感じ」が強くなります。エクストラマットならツヤがほとんど出ないので、オイル仕上げのような素朴な見た目のままです。見た目はそのまま、シミには強く。完璧に仕上がりました。

施工後

京都市西京区 LDKの挽き板フローリング 研磨とBona エクストラマット仕上げの後
施工後|LDK。シミもくすみも消え、ツヤを抑えた自然な木肌に
キッチン前の挽き板フローリング 研磨・塗装後
施工後|キッチン前の通路

シミはすべて消えました。削った量は表面の天然木のごく一部なので、挽き板の厚みもしっかり残っています。

「挽き板だから研磨できない」とあきらめる前に

挽き板でも、表面の天然木に厚みが残っていれば研磨できます。「無垢じゃないから張り替えるしかない」と言われた方も、一度ご相談ください。

  • 床材が無垢か挽き板か分からない
  • 表面の木の厚みが分からない
  • 以前に研磨したことがあって、まだ削れるか不安

いずれも、床の写真や、端・点検口の断面の写真をお送りいただければ判断できます。

費用の目安

今回と同じ約50㎡の場合、施工料金は525,800円(税込)です(228,800円 +(50 − 20)㎡ × 9,900円)。

20㎡以下一律228,800円(税込・最小施工料金)
20㎡を超える場合228,800円 +(施工面積 − 20㎡)× 9,900円/㎡(税込)

※京都府など愛知県外での施工は、別途交通費をいただきます。仕上げは Bona メガEVO(水性ウレタン)/Rubio Monocoat(ルビオモノコート・オイル)から選択でき、料金は同額です。上記は目安であり、床の状態・施工条件により変動します。詳しくは料金案内をご覧ください。

愛知県外の方は、床の写真と、おおよその広さをお送りいただければ概算のお見積りをお出しします。

お問い合わせフォームまたはLINEからご相談ください。ほかの現場は施工事例一覧でご覧いただけます。

この記事は、実際に施工を担当した MUKURICH(名古屋美工株式会社/愛知県東海市・創業18年)の職人が、現場の記録をもとに執筆しています。

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